断捨離、守破離ときたら真副控ではなかろうか。
(しんそえひかえ と読む)非常に美しい日本の文化を象徴した、言葉というか発音である。
『真副控』は、生花草月流の華道言葉である。
ようするにメインに真、サブに副、バランスを保つため、反対側に控をもってくるのである。これで見事な調和が保てるというわけで、調和を感ずる基本形であるといってもよい。
この華道における美の基本形を、人と人が支えあう意味にも通じると思います。
言うなれば企業や家庭、友達関係に及ぶ人間関係そのものかと・・・
人生は時に、副えや控えが目立ってしまう時もあるけど、真の位置をむやみに、置き換えたり、ぶらしたりしないで覚悟を決めて進んでいく。
また、人生の舵を間違わないように・・・
真がぶれていないか、自分は前に向かっているか、心を見つめるのに必要な事、それは内観であるとも言っています。
私たちは、人生を、 そして、いのちを内観するために生まれてきたのです。と・・・
人はひとであるために今日も花を生け、美しくいのちの夜は更けていくのだ。
#
by superyamanaka
| 2011-11-07 10:41
| 社長語録